タイの伝統的なお菓子は、シラチャの市場(タラート)やスーパーマーケットなどで見かけますが、日本の和菓子と違いココナッツベースの味や、酸味と辛みが混ざった味のお菓子などがあります。
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さて、タイの伝統的なスイーツとして知られる「มะขามเปียก」(マカンピアック)は、タマリンドを使ったユニークな飴です。今回はこの魅力的なお菓子の風味や味わい、日本人の皆さんにどうして試していただきたいのかをご紹介します。
มะขามเปียก(マカンピアック)とは?
タマリンドはタイでは古くから愛されている果物で、その酸味は多くのタイ料理やスイーツで欠かせない要素です。マカンピアックはそのタマリンドを主役にしたお菓子で、種を取り除いたタマリンドの果肉を砂糖とスパイスで煮込み、固めて作られます。時には唐辛子を加えてスパイシーなキックを効かせることもあります。
マカンピアックの風味と味わい
マカンピアックは、その酸味と甘み、そしてスパイシーさが絶妙に組み合わさっています。最初に感じるのはタマリンド特有の爽やかな酸味。それに続いて、じわりと口の中で広がる甘さがバランスを取り、最後にはピリッとしたスパイスが後を引く風味に変わります。これらの味わいが一口で楽しめるのがマカンピアックの特徴です。
日本人にお勧めする理由
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、マカンピアックは和菓子のような自然な甘さと、酸味や辛さが絶妙に混ざり合う点で、新しい味覚の発見となるでしょう。また、食後のデザートやちょっとしたおやつにぴったりで、日本のお茶にも驚くほどよく合います。
タイのお菓子「มะขามเปียก」(マカンピアック)は、独特ながらも食べやすいお菓子です。シラチャ視察の際や、タイ料理店で見かけたらぜひ一度お試しください。そのユニークな風味は、きっとあなたの味覚を新たな世界へと導いてくれるはずです。