シラチャでは、バイクタクシー(モーターサイ)の運転手が、お客さんを待っている時に将棋のようなゲームをしている光景を見かけることがあります。この日本の将棋のような、西洋のチェスのようなゲームはタイ版のチェスと言われる『マークルック (หมากรุก)』というものです。
さて、今回のブログではタイの伝統的なゲーム『マークルック (หมากรุก)』について考察していこうと思います。

マークルックの起源
マークルック (หมากรุก) は、タイで親しまれている伝統的なボードゲームで、西洋のチェスに似た戦略ゲームです。マークルックの起源は古く、インドの「チャトランガ」が源流とされています。チャトランガは、6世紀頃にインドで生まれ、後にペルシャを経由して西洋に伝わり、チェスの元となったゲームです。タイには、隣国のカンボジアやミャンマーと共に、古代に伝わり、独自の発展を遂げました。
主なルールと遊び方
マークルックのルールは、西洋のチェスと似ている部分もありますが、独自の要素も多く含まれています。
- ボード: 8x8の正方形のボードを使用します。
- 駒: 駒は6種類あり、それぞれの駒に異なる動き方が設定されています。キング(ขุน), クイーン(เม็ด), ルーク(เรือ), ビショップ(โคน), ナイト(ม้า), ポーン(เบี้ย)に相当する駒が存在します。
- 勝利条件: 相手のキング(ขุน)をチェックメイトすることで勝利となります。キングはマークルックにおいて最も重要な駒であり、これを守りながら戦略を練ることが求められます。
駒の動きは西洋チェスと異なる部分が多く、特にクイーンに相当する駒(เม็ด)は1マスしか動けないなど、ゲームの進行が大きく変わります。
タイでの現在の人気
マークルックは、タイの伝統的なゲームとして、今でも多くのタイ人に親しまれています。特に年配の世代や、田舎の集まりなどでプレイされることが多いです。また、タイ国内の学校や地域のイベントでも、このゲームは競技として行われることがあります。ただし、若い世代の間では、国際チェスの方が一般的になりつつありますが、マークルックはタイ文化の一部として根強い人気を誇っています。
東南アジアの類似のゲーム
マークルックに類似したゲームは、東南アジアの他の国々にも存在します。例えば、カンボジアには「オックチャトラン」と呼ばれる同様のチェスゲームがあり、ルールや駒の動きが非常に似ています。また、ミャンマーには「シッタウィン」という独自のチェスがあり、こちらも古代インドのチャトランガから派生したゲームとされています。
日本人がマークルックで遊ぶには?
マークルックは、日本ではあまり知られていませんが、インターネットを通じてルールや遊び方を学ぶことができます。オンラインでプレイできるプラットフォームや、ルールを解説するウェブサイトも存在します。また、タイに旅行する際には、地元の市場やゲームショップでマークルックのセットを購入することができます。駒の動きやルールがチェスと異なる部分があるため、最初は慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、ゲームを通じてタイの文化を体験する素晴らしい方法となるでしょう。
日本人にお勧めするポイント
マークルックは、チェスのように戦略を練る楽しさがありながらも、独特の駒の動きやルールが新鮮な体験を提供します。日本の将棋や囲碁に通じる戦略的な思考が求められるため、頭脳ゲームが好きな方には特におすすめです。また、タイ文化に触れる一環としても、マークルックは非常に魅力的なゲームです。新しいゲームに挑戦したい方や、タイの伝統文化に興味がある方は、ぜひマークルックを試してみてください。
マークルックを通じて、タイの歴史や文化を深く理解し、新たなゲームの楽しさを発見できることでしょう。
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