シラチャからは少し遠いイサーンのローイエット県。観光地としての知名度はまだ低いですが、地元の人々との温かい交流が楽しめることから、欧米の観光客にとってはとても魅力的とのことです。特に、ブン・プラーン・チャイ湖やワット・ブンコーサワンなどの観光スポットでは、タイらしい景観と穏やかな時間を過ごせるところが、忙しい旅行に飽きた人には向いているかもしれません。
さて今回のブログでは、イサーン地方の文化や歴史を感じることができる『ローイエット (Roi Et) 』について考察していこうと思います。
ローイエットの概要と歴史
ローイエット (Roi Et) は、タイ東北部のイサーン地方に位置する県で、長い歴史と豊かな文化を持つ町です。ローイエットはかつて「11の門を持つ街」として知られており、11の町がこの地域を囲んでいました。現在でも、ローイエットにはタイの伝統や文化を大切にする風土が残っており、特に仏教行事や伝統的なフェスティバルが盛んです。また、ローイエットは静かな環境とフレンドリーな地元の人々に囲まれ、リラックスした旅行を楽しみたい人に最適です。
バンコク、シラチャからのローイエットへのアクセス
バンコクからのアクセス： バンコクからローイエットまでは、飛行機、バス、または車でのアクセスが可能です。飛行機を利用する場合、バンコクのスワンナプーム空港やドンムアン空港からローイエット空港までのフライトがあり、所要時間は約1時間です。また、バンコクから長距離バスを利用する場合、モーチットバスターミナルからローイエット行きのバスが運行しており、約7〜9時間で到着します。
シラチャからのアクセス： シラチャからローイエットへのアクセスは、まずバンコクを経由するのが一般的です。時間に余裕がある人はバンコクのモーチットからローイエットへバスで移動するのも楽しいかもしれませんが、やはり飛行機を利用した方が良いかもしれません。
ローイエットの初心者向けの観光スポット
- ワット・ブンコーサワン (Wat Burapha Phiram)： この寺院には、タイで最も高い仏像の一つである巨大な立像があり、地元の信仰の中心となっています。訪れると、その荘厳な姿に圧倒されることでしょう。
- プーカオタート国立公園 (Phu Kao Thong National Park)： 美しい山々や自然が広がる国立公園で、ハイキングやピクニックを楽しむのに最適なスポットです。自然の中でリラックスしたい旅行者におすすめです。
- ローイエット国立博物館 (Roi Et National Museum)： イサーン地方の歴史や文化に興味がある方には、ローイエット国立博物館が最適です。ここでは、地域の歴史や文化に関する展示が行われており、ローイエットの過去を学ぶことができます。
ローイエットで行くべき湖：ブン・プラーン・チャイ (Bueng Phlan Chai)
ブン・プラーン・チャイ (Bueng Phlan Chai) は、ローイエット市内の中心にある美しい湖で、地元の人々の憩いの場として親しまれています。湖の周りには公園や遊歩道が整備されており、朝の散歩や夕方のリラックスに最適な場所です。また、湖の中央には美しい仏塔があり、湖の風景を一層引き立てています。週末には地元のマーケットやイベントも開催されるため、旅行者にとっても楽しみの多い場所です。
ローイエット旅行を日本人へお勧めする理由
ローイエットは、タイの田舎ならではの落ち着いた雰囲気と、地元の文化を深く感じられる場所です。観光地としてはまだ知られていないため、観光客が少なく、静かな時間を過ごしたい方にぴったりです。タイの伝統文化や仏教の影響を強く受けた地域であり、異国情緒を感じることができるだけでなく、地元の人々とのふれあいを通じて、タイの人々の温かさを感じることができます。
さらに、ブン・プラーン・チャイのような美しい自然環境や、歴史的な寺院を巡ることで、心を落ち着けることができるでしょう。タイの有名観光地を訪れた後、少し違ったタイの側面を知りたい方には、ローイエットは素晴らしい選択肢となります。
