タイは南国ならではの豊かな自然と四季折々の花々を楽しめる観光スポットが数多くあります。特に、プーロムロー国立公園(ピサヌローク県)のピンクの桜のような花々はSNS映えするとして有名ですが、それ以外にもタイ国内には美しい花々が咲き誇る人気スポットがあります。以下に、その代表的な場所をご紹介します。
- チェンマイ県「ドイ・インタノン国立公園(Doi Inthanon National Park)」
タイ最高峰の山を有するドイ・インタノン国立公園は、山頂付近に咲く高山植物や桜の一種「ナコーンパトム桜(チェリーブロッサム)」で有名です。特に12月〜2月にかけてはピンク色の花が山肌を彩り、訪問者を魅了します。また、公園内には滝や展望台もあり、自然美を存分に満喫できます。
- ウボンラチャタニ県「パー・タム森林公園(Pa Tham Forest Park)」
タイ東北部に位置するこの森林公園では、黄色い花「ドーク・クン(ゴールデンシャワー)」が有名です。タイ正月(ソンクラン)の時期には一面に咲き乱れ、青空とのコントラストが見事です。また、自然の中に点在する洞窟や奇岩群も見どころです。
- ナコーンラーチャシーマー県「チュライ・フラワーフィールド」
「タイの花畑の楽園」として知られるチュライ・フラワーフィールドでは、広大な敷地に咲き誇るひまわり、マリーゴールド、コスモスなどが人気です。10月〜12月は一面が色とりどりの花で埋め尽くされ、特に写真撮影を楽しむ観光客で賑わいます。ナコーンラーチャシーマーはバンコクから車で3時間半ほどとアクセスしやすいのも魅力です。
- ルーイ県「プー・クラデン国立公園(Phu Kradueng National Park)」
タイ東北部にあるプー・クラデン国立公園では、冬のシーズンに紅葉と共に花々が咲き誇り、高地ならではの冷涼な気候を楽しむことができます。特に、シーズンごとに異なる花々が登山道を彩るため、トレッキング好きにも人気のスポットです。
- カオコー高原(ペッチャブーン県)
標高1,000m級の山々に囲まれたカオコー高原では、冬のシーズンに様々な花が満開になります。特に人気なのは、紫色のサルビアやラベンダーの花畑です。冷涼な気候のため、高原リゾート地としても有名で、コーヒーやハーブティーを楽しみながら絶景を眺めることができます。
- タレーブアデーン(紅い睡蓮の海)
ウドンタニ県に位置するタレーブアデーンは、「紅い睡蓮の海」とも呼ばれる湖です。12月から2月頃には一面にピンク色の睡蓮が咲き乱れ、水面がまるでピンク色の絨毯を敷き詰めたような絶景を見せてくれます。湖のボートツアーは大人気で、写真映えするスポットとして観光客から注目を集めています。
日本人にお勧めの理由
タイの花の名所は、独特な気候と地形を活かした多様な風景を楽しめる点が魅力です。特に、冬の時期は涼しく快適で、自然豊かな場所を訪れるには最適なシーズンです。日本では見られないトロピカルフラワーから日本人にも馴染み深い桜の花まで、バリエーション豊かな花々を鑑賞できるため、自然や写真が好きな人には特におすすめです。また、各スポットは歴史や文化も背景に持つため、タイの自然だけでなく文化にも触れられる旅となるでしょう。
今回は、数あるタイの豊かな花々のスポットの中から、プーロムロー国立公園(ピサヌローク県)について考察していこうと思います。
プーロムロー国立公園の概要と歴史
プーロムロー国立公園(Phu Lom Lo National Park)は、タイ北部のピサヌローク県に位置し、標高約1,600mの高地に広がる美しい自然公園です。この公園は、特に2〜3月頃に咲き誇るサクラソウ科の花「ピンクのサクラ(タイ桜)」が有名で、広大なピンク色の花の絨毯が広がる景色はまさに絶景です。もともと地元民の憩いの場でしたが、SNSで拡散され、タイ国内外で有名なインスタ映えスポットとして知られるようになりました。
バンコク、シラチャからプーロムロー国立公園へのアクセス
- バンコクからのアクセス
バンコクから車で約6〜7時間。ピサヌローク県の中心部までは飛行機で約1時間、その後レンタカーやバスで約2時間半です。 - シラチャからのアクセス
シラチャから車で約9時間程度です。ピサヌロークまでの長距離バスも運行しており、車と組み合わせてアクセスするのもおすすめです。
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プーロムロー国立公園がインスタ映えスポットになった理由
- ピンク色のサクラの絶景
タイでありながら、日本の桜を思わせる美しい風景が広がり、タイ国内では珍しい自然の美しさがインスタ映えすると話題です。 - SNSでの口コミ拡散
タイ人旅行者たちが「ピンクのパノラマ」として数々の写真を投稿し、一気に知名度が上がりました。 - 日の出スポットとしての人気
高地に位置するため、朝日が昇る時間帯に撮影される幻想的な写真も人気です。
プーロムロー国立公園を訪れる際の注意点
- 訪問時期の確認:特にピンクの桜の開花は期間限定のため、2〜3月頃がベストシーズンです。
- 防寒対策:標高が高いため、朝晩は冷え込むことがあります。薄手のジャケットを持参しましょう。
- 交通手段の確保:園内は専用車での移動が推奨されており、事前に手配するのが無難です。
- ごみの持ち帰り:自然環境を保護するため、ゴミは持ち帰りましょう。
併せて訪れるべきピサヌローク県のスポット
- ワット・プラシーラタナ・マハタート:美しい仏像「プラ・プッタ・チナラート」で有名な寺院。
- ランヒンプン(岩の庭園):不思議な形の巨大な岩が広がる絶景スポット。
- カオコー高原:タイの「小さなスイス」と呼ばれる美しい高原リゾート地。
プーロムロー国立公園への観光を日本人にお勧めしたい理由
プーロムロー国立公園は、日本人にとっても馴染みのある桜に似た花々を楽しむことができる絶景スポットです。ピンクの花々に囲まれて撮影する写真は、友人や家族への特別な思い出として残せます。また、静かな自然の中でリフレッシュできるため、日常の喧騒を忘れて心身を癒す旅行にも最適です。さらに、近隣のピサヌローク県の文化遺産を巡ることで、タイ北部ならではの魅力を満喫することができます。
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