〜バレーボール女子世界選手権を前に知っておきたい、タイのバレー事情〜
現在(執筆時点)、バレーボールのネーションズリーグで盛り上がっている日本。タイも女子は出場していました。
さて、2025年、FIVB女子バレーボール世界選手権がついにタイで開催されます!
これをきっかけに、タイのバレーボール人気の背景や歴史、ASEAN諸国との比較、バレー界のちょっとした事件まで深掘りしてみましょう。
タイでバレーボールはなぜ人気?
タイでは、女子バレーボールが国民的スポーツの一つとして親しまれています。特にここ10年ほどで人気は爆発的に高まり、テレビ中継の視聴率も高水準をキープ。
タイ女子バレー代表の歩みと世界への挑戦
◉ 歴史的転換点は2000年代以降
- 2009年:アジア女子選手権で初優勝(中国を破る)
- 2012年:世界選手権予選で日本を苦しめ話題に
- 2020年代:世界ランキングは一時10位台に浮上
「身長では不利でもスピードとテクニック、団結力で勝つ」
このスタイルが多くの国民に感動を与えてきました。
人気選手が牽引する“バレーボールアイドル化”
タイ代表には、美貌と実力を兼ね備えた選手が多く、ファン層はスポーツファンのみならず若年層や女性にも広がっています。
特に人気のある選手:
- アチャラポーン・コンヨット(日本リーグでも活躍)
- ピンプチャヤー・コークラム(若手の注目株)
SNSでファンミーティングやチャリティ活動も盛んに行われています。
バレーボールにまつわる“事件”も話題に
◉ 2022年:タイ代表選手がコロナ陽性で大規模欠場
→ 代表主力の多くが離脱し、緊急で若手主体に
→ それでも大健闘し、国内で「ドラマだ!」と大きな感動を呼ぶ
◉ 国際大会での審判への抗議
→ 主審の判定に対して、ベンチや観客から激しい抗議が起き、SNSで「#JusticeForThailand」がトレンド入り
ASEAN諸国と比較した、タイの“実力と人気”
| 国名 | 実力(女子) | バレー人気度 | 備考 | 
| タイ | ★★★★☆ | ★★★★★ | アジアでも強豪、エンタメ性も人気 | 
| ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 若手台頭中 | |
| フィリピン | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 国内リーグ熱狂的な人気 | 
| ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | 地域大会では好成績 | |
| マレーシア | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | 他スポーツに押され気味 | 
フィリピンやベトナムと比べても、国際大会の結果と国内人気の両立に成功しているのはタイだけかもしれません。
まとめ:2025年世界大会はタイの国民的イベントに
2025年にバレーボール世界女子選手権がタイで開催されることで、
「世界に見せたいタイのスポーツ文化」「新たなスポーツ観光資源」として期待が高まっています。
これを機に、ぜひタイ女子バレー代表の試合を観戦してみてはいかがでしょうか?
国全体が熱狂する“タイ流バレーボールの魅力”を体験できますよ!





