タイの都市部でよく見かけるバーガーキング。日本では2007年の再上陸以降は店舗を増やしているようですが、マクドナルドの勢いもあってか、あまり目立っている存在ではないように感じます（マクドナルドの値上げでバーガーキングに再度注目が集まっているというニュースもあるようですが）。
バーガーキングは、1953年にフロリダ州ジャクソンビルでInsta-Burger Kingとして設立されました。1969年にピルズベリーによる買収の後、カナダのウィンザーに最初の国際店舗をオープンしました。その後、オーストラリア、ヨーロッパ、そして1982年からは日本を含む東アジア諸国で展開を始めました。日本では競争の激化により2001年に全店舗が閉鎖されましたが、2007年に再進出しました。バーガーキングの国際的な展開は、日本のような市場での再挑戦を含む、グローバルなブランド戦略の一環と言えるでしょう。
さて、改めて言うまでもないですがバーガーキングは世界的に知られるファストフードチェーンで、タイでも同様に人気があります。パタヤのような観光地では、旅行者と地元住民の両方に愛されています。
タイのバーガーキングは、地元の味覚に合わせて特定のメニューを提供しており、日本のバーガーキングと比較すると、メニューにいくつかの違いがあります。日本では、季節限定メニューや地域限定のアイテムが特に人気ですが、タイではスパイシーなフレーバーが加わることがあります。
また、タイでは外食の選択肢が多様であり、ストリートフードが豊富ですが、バーガーキングのような国際的なブランドは安定した品質と清潔な環境を提供するため、安心して楽しむことができるオプションとなっています。
日本と同様に、タイのバーガーキングも「あなたの方式で」(Your Way)というブランドの哲学を大事にし、顧客が好みに応じてバーガーをカスタマイズできることを強調しています。
さらに、タイの消費者は価格に敏感であるため、バーガーキングはコストパフォーマンスに優れたメニューを提供している点も、その人気を支えている要因の一つです。
ちなみに、シラチャのバーガーキングはTUKCOMよりパタヤ方面に進んだ先ににあるミニBig-cの敷地内にあります。個人的にはロビンソンデパートやセントラルデパートに出店してほしいですね・・。
