【シラチャの海一望。円安増税の日本から人気のコンドミニアムへ】
今回の『シラチャから行くタイ旅行シリーズ』は、ナコーンパノム(Nakhon Phanom)です。ナコーンパノムはタイ東北部（イサーン地方）に位置し、メコン川を挟んでラオスと国境を接する美しい都市です。豊かな歴史と文化を持つこの地域は、タイとラオスの文化が融合した独自の雰囲気を楽しめる場所として知られています。特に、仏教の聖地である「プラ・タート・パノム」があり、信仰心の厚い人々が多く訪れます。メコン川沿いの景色や伝統的なマーケット、フランス植民地時代の建築など、さまざまな観光スポットがあり、静かで落ち着いた雰囲気の中でタイの文化を体験できるのが魅力です。
ナコーンパノムの概要と歴史
ナコーンパノムは、歴史的にラオスやベトナムとの交易と文化交流の拠点として栄えてきました。フランス植民地時代にはフランスの影響を受けた建築が建てられ、その影響は現在も街の景観に残っています。また、仏教信仰の強い地域であり、仏教徒にとって重要な巡礼地である「プラ・タート・パノム」がこの地域のシンボルです。ナコーンパノムの文化は、タイ、ラオス、ベトナムの要素が融合しており、多様な伝統や祭りが行われています。
バンコク、シラチャからナコーンパノムへのアクセス
バンコクからナコーンパノムへのアクセスは、飛行機、バス、車のいずれかを利用できます。飛行機では、ドンムアン空港からナコーンパノム空港までのフライトがあり、所要時間は約1時間20分です。バスや車を利用する場合、バンコクからナコーンパノムまでは約10〜12時間かかります。
シラチャからナコーンパノムへは、バンコク経由が便利です。シラチャからバンコクまでは車で約2時間、そこから飛行機やバスでナコーンパノムにアクセスするのが一般的です。
ナコーンパノムの初心者向けの観光スポット
- プラ・タート・パノム (Wat Phra That Phanom)
タイとラオスの仏教徒にとって重要な巡礼地であり、美しい仏塔がシンボルです。信仰心の厚い地元の人々が多く訪れ、神聖な雰囲気に包まれています。 - メコン川沿いのプロムナード
メコン川に沿って美しい散歩道が整備されており、川の向こうに広がるラオスの景色を眺めながらリラックスできます。夕方には地元の市場や屋台も楽しめます。 - ホーチミンの家
ベトナム独立運動の指導者ホーチミンがタイに滞在していた際の家が保存され、歴史博物館として公開されています。タイとベトナムの歴史的なつながりを感じることができます。
ナコーンパノムの『プラ・タート・パノム』について
プラ・タート・パノム (Wat Phra That Phanom) は、タイとラオスの仏教徒にとって最も神聖な仏塔の一つです。伝説によると、この塔は紀元1世紀に建てられ、仏陀の胸骨が納められているとされています。塔の高さは約53メートルで、金箔で覆われたその姿は壮麗で、訪れる人々に強い印象を与えます。毎年2月に行われる祭りには、タイ全土から多くの巡礼者が集まり、賑やかな雰囲気に包まれます。
ナコーンパノム旅行を日本人へお勧めする理由
ナコーンパノムは、タイの中でも特に静かで落ち着いた雰囲気が漂う町で、異国情緒と歴史的な魅力に溢れています。仏教の聖地「プラ・タート・パノム」を訪れ、タイとラオスの文化に触れることで、タイの新たな一面を発見できるでしょう。また、メコン川沿いの美しい景観や、フランス植民地時代の建築、ホーチミンの家など、他の都市とは異なる歴史や文化を体験できるのも魅力です。観光客が比較的少なく、ゆったりとした時間を過ごしたい日本人旅行者に特におすすめの目的地です。
