タイ旅行で定番の観光地、バンコクの『カオサン通り』では、屋台で買い食いしながら食べ歩きしている観光客を目にします。タイ風焼きそばのパッタイや、タイ風クレープ『ロッティ』、そしてカオニャオ(もち米)と焼き串豚の『ムーピン』あたりが多いでしょうか?
さて今回は、カオサン通り以外でもタイの屋台やマーケットでいつも見かける人気のストリートフード『ムーピン(หมูปิ้ง - Grilled Pork )』についてのブログです。
シンプルながらも抗いがたい魅力を持つグリル料理です。この焼き豚串の歴史、タイでの人気度、販売されている場所、そして日本人にとってのお勧めポイントについてご紹介します。
ムーピンの歴史
ムーピンは、もともとタイ北東部のイサーン地方から来た料理とされています。この地域の人々が豚肉を効率良く保存し、調理する方法として考案されたと言われています。時間が経つにつれて、その簡単で美味しい特性がタイ全土に広まり、今や国民的なストリートフードとなりました。
タイでの人気
ムーピンはその手頃な価格と利便性で、幅広い層から支持を受けています。特に仕事帰りのスナックとして、または夕食の前菜としてよく楽しまれています。ビールや地元のライスウィスキー「サトー」とともに、リラックスした雰囲気で楽しむのが一般的です。
販売している場所
タイ全国どこでも見られるムーピンですが、特にシラチャではロビンソンデパート周辺のナイトマーケットや屋台街、シラチャ郊外のローカルマーケットでよく見かけます。夜市では、炭火でじっくりと焼かれたムーピンが、新鮮な野菜やスパイシーなソースとともに提供されます。
日本人にお勧めするポイント
- 手軽に楽しめる: 小腹が空いたときや、ちょっとしたおやつとして手軽に楽しめます。
- 味のバリエーション: 甘辛いマリネや、ハーブを効かせたレシピなど、店によってさまざまな味わいが楽しめます。
- 体験としての価値: 屋台で直接焼き上げる様子を見ながら食べることで、タイの食文化を体験することができます。
ムーピンは、シラチャ訪問時に是非とも試していただきたいストリートフードの一つです。タイの人々の生活に根ざしたこの料理を味わうことで、タイの日常に触れることができるでしょう。