タイのデパートは吹き抜け構造が多く、吹き抜けのすぐ横をエスカレーターが通ってます。エスカレーターの移動手すりも低めな構造なので落下事故が起きそうで怖いと思うことがあります。帽子やスマホなどの落下、下手したら人身落下事故も頭をよぎることがあります。しかし、そんなことは杞憂のようで落下事故の話は直接は聞いたことはありません。
タイ旅行で初めてバンコクのMBK(マーブンクロンセンター)に行った時は、吹き抜け部分が怖かった記憶がります。最近になり久しぶりにMBKに行く機会があったのですが、今見てもMBKのエスカレーターは怖い構造をしていると思います。
シラチャのロビンソンデパートも吹き抜け構造になっています。エスカレーターでスマホ持ちながら下をのぞき込む人がいるので、余計なお世話ながら心配になってしまいます。
タイのデパートが、なぜ吹き抜け構造が多いのかの理由を考察してみました。
開放感と視覚的な広がり:
吹き抜けスタイルのエスカレーターは、建物全体に開放感と視覚的な広がりをもたらします。これにより、デパートやショッピングモールが広く、明るく感じられ、訪れた人々にとって快適なショッピング環境を提供することができます。地震の少ない国なら効率を考えたらこういう構造のほうが良いかもしれません。
ナビゲーションの容易さ:
吹き抜けのデザインにより、訪れた人々がどのフロアにいるのか、どの方向に移動すべきかが一目でわかりやすくなります。これにより、訪問者は迷うことなく目的の店舗やブランドを簡単に見つけることができます。
広告やプロモーションの展示:
吹き抜けスペースは、広告やプロモーション、イベント情報を掲示するのに適しています。訪れた人々がエスカレーターを利用する際、目に入る広告などに注意を引くことができるため、販促効果が期待できます。シラチャのロビンソンでも一階部分のイベントを各階から見ることができます。
空調と換気の効率:
吹き抜けスタイルのエスカレーターは、空調や換気が効率的に行えると考えられています。タイは熱帯気候で暑いため、エアコンの効率と換気が非常に重要です。吹き抜けデザインにすることで、空間全体の温度管理や空気の循環を効果的に行うことができます。
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建築やデザインのトレンド:
近年では、多くの国で吹き抜けデザインのショッピングモールやデパートが増えています。これは国際的な建築やデザインのトレンドとも一致しており、タイもこのトレンドを取り入れている可能性があります(上記MBKなどのように古いデパートはこれには当てはまらないかもしれませんが)。
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上記のような理由から?タイのデパートやショッピングモールでは吹き抜けスタイルのエスカレーターが多く採用されていると予想できます。しかし、筆者は今でも上からスマホなどの物が落下するのが怖いので、ついつい吹き抜けの階下のエスカレーター付近は避けてしまいます。