シラチャでは猫を飼っている人も多く（日本人含む）、猫を見かけることは決して珍しいことではありません。しかし、タイ固有の猫種であるシャム猫を見つけるのは意外と難しいかもしれません。少なくとも、筆者はシラチャでシャム猫を見たことはありません。
シャム猫は長い歴史を持ち、タイでは「แมวสยาม（メーオ・サヤーム）」として知られ、そのエレガントな体型と鮮やかなブルーの瞳で世界中に愛好者がいます。
シャム猫を見かけることはなかなかありません。
シャム猫は、タイでは一部の愛好家やブリーダーの間でのみ高価で珍重されるペットです。その理由としては、シャム猫が国際的にも認知されているため、血統を保つための繁殖が厳格に行われていることが挙げられます。そのため、シラチャを含むタイの多くの地域で、この猫種を見かけることは少なくなっているようです。
一方で、地元の市場や通りでは多くの野良猫や他の猫種が見られますが、これらは通常シャム猫ほど高価ではありませんので頻繁に見かけます。
シャム猫はその特徴的な外見だけでなく、賢く社交的な性格から「人の猫」とも称され、家族の一員として飼われることを好む猫種です。その知性と愛情深さは、飼い主にとって大きな魅力となっています。
また、シャム猫は健康面で注意が必要な点もあり、適切なケアや定期的な獣医師のチェックが求められます。これには適切な食事、運動、そして心地よい居住環境の提供が含まれます。これらの要素がシャム猫を飼う際のコストを高める一因となっています。
シラチャにお住まいで、シャム猫のような特別な猫を家族に迎えたいと考えている方は、信頼できるブリーダーやペットショップを見つけることが重要です。本物のシャム猫を求める場合は、適切な血統証明書や健康証明書を提供する責任ある繁殖者を選びましょう。そうすることで、健康で幸せなシャムネコ猫との長い付き合いができるのではないでしょうか？
