筆者のシラチャ滞在中に、日本に住んでいるタイ人の知り合いからLINEで以下のような依頼がありました。『タイのセブンイレブンで売っている香水をお土産として買ってきて欲しい』と。
そして依頼と共に下記画像の写真が送られてきました。
この上記画像の香水を購入するために、先ずはロビンソンの化粧品売り場、その後セントラルデパートの化粧品コーナーや薬局などを見て回ったのですが、まったく見当たらず、依頼者に購入断念の連絡をするため改めてLINE履歴を見てみると、『セブンイレブンで売っている』ということが書いてあったことに遅まきながら気が付き・・、その後にセブンイレブンに行ったらあっさり購入できました・・。
依頼主にこの香水のことを後日確認してみたところ、上記画像の香水はコンビニ販売用の香水だったようです。
さて、タイは多様な文化と伝統を持つ国で、その美容とファッションの感覚も独特です。特に香水に関しては、タイの暑く湿度の高い気候に合わせて、さまざまな香りが愛されています。ここでは、タイの香水事情と、国民の生活の一部ともいえるセブンイレブンでの香水トレンドについて探ります。
タイの香水の特徴
タイの香水は、熱帯の気候を反映して、フレッシュで軽い香りが多いです。ジャスミンやロータスなどのトロピカルな花々、またはシトラス系の爽やかな香りが人気です。また、タイは伝統的にアロマテラピーの文化が根付いているため、リラックスや癒しをもたらす香りも多く見られます。
そして、タイ固有の天然素材を用いたユニークな香水があり、これらは訪れる観光客や現地の消費者から注目されています。以下1.2.3.は、タイ発の注目すべき香水ブランドです。
- Karmakamet
「カルマカメット」はタイの中でも特に知名度が高いフレグランスブランドで、バンコクに本店を構えています。このブランドは、エッセンシャルオイル、アロマセラピープロダクト、そしてオリジナルの香水を含む幅広い製品を提供しています。自然由来の成分を使用したその製品は、洗練されたパッケージングとともに、タイの豊かな自然を感じさせる香りが特徴です。
- Prin Lomros
「プリン ロムロス」は、パフューマーのプリン・ロムロスによって創設されたブランドで、彼の作る香水は芸術作品とも評されています。プリンは伝統的なタイの香りとモダンな香りの融合を特徴とし、国際的なニッチ香水市場で評価されています。彼の作品は、タイの文化や物語を反映したユニークな香りが多く、コレクターたちにも愛されています。
- Parfums Thai
「パルファムズ タイ」は、タイの自然や文化を基にした香水を製造している比較的新しいブランドです。このブランドは、タイ固有の成分を活用した香水で、タイの伝統的な美を現代に伝えることを目指しています。例えば、ジャスミンやレモングラス、トロピカルフルーツなどのエッセンスを用いています。
これらのブランドは、タイのフレグランス業界で独自の地位を築きつつあり、国内外の消費者に新しい香りの選択肢を提供しています。特にシラチャを訪れた際には、これらのユニークな香水を手に取ってみることをお勧めします（これらタイ発のブランド品はシラチャでは売っていない可能性もあります）。
セブンイレブンでの香水トレンド
タイのセブンイレブンは、ただのコンビニエンスストア以上の存在です。都市部から田舎まで、至る所に店舗があり、日常のさまざまな商品が手に入ります。そのため、セブンイレブンでのトレンドは、タイの大衆のトレンドを反映していると言えるでしょう。
セブンイレブンでは、手軽に購入できる低価格から中価格帯の香水が主流。特にローカルブランドの香水が多く、その中でも上記画像の「ESSENSE perfume」のようなブランドは24時間持続するフレッシュな香りで、低価格も相まって人気があるようです。
Audible (オーディブル) タイ語や英語の聞き流し勉強に。最新のビジネス本を移動中に聴ける。
タイの香水市場は、国の気候や文化を反映した独特のトレンドを持っています。セブンイレブンでは、ローカルブランドを中心に多様な香水が取り扱われており、日常の生活に密接に結びついています。次回タイを訪れる際は、是非ともセブンイレブンでの香水をチェックして、その独特の香りを楽しんでみてください。
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