シラチャのセントラルデパートのFUJIレストランで『SABAヘルシーセット』のフェアをやっていました。タイで人気の(寿司ネタにもなる)魚といえば、サーモンが一番かと思いますが、その次は鯖ではないか?と思っています。観察していたら来客たちも鯖料理をたのんでいる率が高いようにみえました。
『鯖』(さば、英: mackerel)は、タイで人気ある魚として定着していますが、日本料理店では寿司ネタになったり鯖ステーキなどの焼き魚として提供されることがほとんどかと思いますが、タイでは以下のような鯖の利用方法が多いようです。
食材としての利用: 鯖はタイの食文化において重要な食材の一つで、さまざまな料理の『食材』として利用されるようです。主に以下のように利用されます。
カオマンガイ: タイの鶏肉料理であるカオマンガイの代替として、鯖のカオマンガイも人気があります。鯖は蒸して調理され、ジャスミンライスと一緒に供されます。※ガイ(鶏肉)ではないので、タイ語では別の名称があるかと思いますが筆者は知りません。
鯖のカレー: 鯖はカレーの具材として利用され、特にマサマンカレーやグリーンカレーによく組み合わせられます。鯖の油脂がカレーに風味を与えます。
缶詰: 鯖は缶詰として販売され、鯖缶は市販のアイテムとして広く利用されています。鯖の缶詰はサラダやサンドイッチの具材として使用されたり、ご飯と一緒に食べられたりします。
栄養価: 鯖は栄養価が高い魚の一つで、豊富なオメガ-3脂肪酸、たんぱく質、ビタミン(特にビタミンD)、ミネラルを含んでいます。これらの栄養素は健康に良い影響を与え、特に心臓血管の健康に寄与します。
消費: タイでは新鮮な鯖は市場やスーパーマーケットで入手でき、加工食品としても利用されています。鯖は多くの家庭料理に取り入れられ、美味しい魚料理の一部として広く楽しまれています。
ちなみにタイにおける鯖は、タイワンスアン(Thai mackerel)という種類のようです。これは太平洋鯖(Pacific mackerel)の一種で、小型の魚で、特に缶詰や加工食品として利用されています。しかし、FUJIレストランなどで提供される鯖は日本などから輸入された鯖(味は日本と同じ)かと思います。