シラチャのサービスアパート、コンドミニアムは2023年４月時点で空室が目立ち、家賃収入目的の投資には今は難しいタイミングであると思います。現在は円安バーツ高ですし、日本の中古物件は投資利回りの良いものも多いので、日本の不動産投資と比べてシラチャの不動産投資は魅力があるとは言い難くあまりお勧めできません。
しかし、シラチャの不動産会社や物件オーナーから聞いた話では、シラチャでは損切目的のリセール物件が出始めているようで、タイミング次第では相場より安く購入が可能かもしれません。また、条件の良い物件（海一望の角部屋など）がリセールされている可能性もあるので、視点を変えれば『今こそ』掘り出し物の物件と巡り合えるチャンスかもしれません。
また、中国のEV車大手のBYDがタイの東部ラヨーン県に初の海外工場建設予定があり、それに伴い下請けや孫請け企業がタイ東部エリアに進出してくることが予想できます。駐在員の住みやすい街としてシラチャが再び注目されることもあり得ると思うと、今は空室だらけのシラチャの不動産投資の状況が一変する可能性も無いこともなさそうですね。
