シラチャにある有名なハンバーガーチェーン店は、マクドナルド、モスバーガー、そしてバーガーキングがあります。
マクドナルドやモスバーガーは、ロビンソンやセントラルデパートに出店していますが、バーガーキングは中心部から少し離れたガソリンスタンドに出店しています。バーガーキングは少し不便な場所にありますね・・。
バーガーキング への行き方は、ロビンソン前のスクンビット通りをパタヤ方面に向かってトゥックコム・シラチャを左手に見て、少し進んだガソリンスタンド敷地内にて営業しています。
自家用車や自家用バイクを所有していないシラチャ在住者にとって、バーガーキングは不便な場所にあります(歩けない距離ではないですが・・)。しかしGrab Foodなどのデリバリーに対応しているようなので、気軽に食べることはできそうです。
タイは美味しい料理で有名な国ですし、多様な食文化が息づいています。その中でも今回は、タイでどのように「ハンバーガー」が楽しまれているかに焦点を当てます。
タイのハンバーガー初期の導入
マクドナルドが1985年にタイで最初の店舗を開店し、それがタイにおけるハンバーガー文化の始まりとされているようです。この時期から、ハンバーガーは都市部を中心に徐々に人気を集め始めました。
ファストフードチェーンの普及
マクドナルドの成功を受けて、バーガーキングやカールスジュニアなど他の国際的なハンバーガーチェーンがタイ市場に進出。これらのブランドは、西洋のファストフードとしての地位を確立しつつ、タイの消費者にアメリカ式ハンバーガーの味と食文化を広める重要な役割を果たしました。
国際チェーンの進出:
タイにはマクドナルド、バーガーキングなど西洋のファストフード店に続き、日系のモスバーガーなど、世界的に有名なファストフードチェーンが相次いで進出しています。これらのブランドはタイ全土に広がっており、特に都市部ではその姿を頻繁に目にします。
ローカライズメニュー:
これらの国際チェーンでは、タイの食文化や味の好みに合わせた「ローカライズメニュー」を提供しています。例えば、スパイシーチキンバーガーやタイ風のソースを使用したハンバーガー、または地元のフルーツを使ったデザートなどが楽しめます。
地元ブランドの存在:
タイ国内には、独自のハンバーガーを提供する地元ブランドも存在しています(チェスターズなど)。これらは国際チェーンとは異なる、タイ独特の風味やサービスを展開しており、地元の人々に愛されています。
ストリートフードとしてのハンバーガー:
タイの街角では、手軽に食べられるストリートフードとしてハンバーガーを提供する屋台も見られます。これらは低価格でありながらも、手作りの美味しさを持ち、ローカルな雰囲気を感じさせてくれます。
クラフトバーガーの台頭
2000年代に入ると、タイ国内でもクラフトバーガーへの関心が高まり、多くの地元レストランやカフェで手作りの高品質なハンバーガーが提供されるようになりました。これらのクラフトバーガー店は、新鮮な地元の食材を使用し、オリジナルのレシピで個性的なハンバーガーを提供することで、特に若者を中心に人気を集めています。
現代のハンバーガーブーム
現在、タイではハンバーガーが日常的な食選択肢として広く受け入れられており、都市部だけでなく地方にも多くのハンバーガー店が存在します。ヘルシーオプションやヴィーガンバーガーなど、新しいトレンドも取り入れながら、さらなる人気を博しています。
高級バーガーレストラン:
さらに近年は、高級肉を使用したグルメバーガーを提供するレストランも増えています。これらの店舗では、こだわりの食材と洗練された空間で、ハンバーガーを楽しむことができます。
そういえば、シラチャのハンバーガーと言えば、かつてOMGハンバーガーという移動型店舗がありました。パテも大きく、手作り感があってバーベキュー味のソースも美味しくて重宝していたのですが、現在は残念なが見かけなくなりました。
OMGハンバーガーと似ているハンバーガーをアマゾンで発見しました。
タイでは牛肉といえば富裕層を中心に『和牛 』などの高級品は人気がある反面、庶民の間ではまだまだ牛肉を敬遠する人が多いように思います。
シラチャではハンバーガーそのものの需要はありそうですが、それには牛肉パテ以外のメニューを充実させることが、もしタイで飲食店起業される人には鍵になるのかもしれないですね。
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