タイの国民食と言っても過言ではない「ムーカタ」。豚肉を中心にした、日本で言うところのバイキング形式の焼肉ですが、タイでは人口の少ない田舎であっても見つけることができます。ちなみにタイ南部のイスラム教徒の多い街にはムーカタ屋がない街もあるかもしれません。
シラチャにもムーカタ屋はいくつかありますが、日本人が行きやすい場所ならイオンモール近くのゴールデンシティにある七星ラーメンの隣にもあります。
日本では上野の湯島にタイ人客も訪れるムーカタの人気店がありますが、牛肉のバイキング形式が多い日本では、豚肉が基本のムーカタ形式の店舗はまだまだ少ない印象です。
東京に住んでいるタイ人たちの間では湯島のムーガタはとても人気あるようです。
筆者はシラチャに住んでいたころはムーカタ店には週一くらいの割合で行ってました。今でもシラチャに行った際には一回は行っています。
筆者の個人的な感想で恐縮ですが、シラチャの楽しみ方を以下にまとめてみました。
ムーカタとは、特殊な鉄板と鍋を組み合わせた器具で、肉や野菜を焼くとともに、スープで食材を煮ることができます。タイの家庭や専用のレストランで提供され、参加者全員がテーブルを囲んで料理を共有します。
ムーガタ鍋があれば、日本でもムーガタが楽しめます。
グリルとスープの二重の喜び
ムーカタの鉄板はドーム型で、その周りにはスープを入れる溝があります。中央のドーム部分で肉を焼き、溝部分に野菜やヌードルを入れてスープとして楽しむのが基本的な食べ方です。焼いた肉の旨みがスープに溶け出し、食材の風味が増します。
使用される食材
主に使用される肉は豚肉と鶏肉ですが、牛肉やシーフードも人気です。野菜は白菜、コリアンダー、ネギなどさまざま。また、魚ボールや揚げ豆腐もよく用いられます。
ソースとの相性
ムーカタには特有のソースが欠かせません。これは、ニンニク、唐辛子、コリアンダー、魚醤、砂糖などを混ぜ合わせたもので、食材の味を引き立てます。
ムーカタの楽しみ方
- 肉の準備: 薄切りの肉をドーム型の鉄板にのせて焼きます。
- スープの準備: 溝にスープを入れ、野菜やヌードルを加えて煮ます。
- タレにつけて食べる: 焼けた肉や煮た食材をムーカタ用のタレにつけて食べます。
食後のデザートも食べ放題になっています。アイス類、仙草ゼリー、実をむいた果物類、カボチャの甘煮のようなスイーツが定番になっています。
スイーツ、デザートも食べ放題・取り放題のためか、整然と綺麗に並べられている訳ではなく、安っぽい器に大量に大雑把に入れられています。
そのため、あまり美味しそうには見えないですが、食べてみると美味しいのでご心配なく。
ムーカタのスタイルは基本的に豚肉中心ですが、それ以外にも鶏肉もあり、牛肉もあります。店舗によってはエビやカニなどの海鮮ものもあります。ムーカタでは焼肉のタレは数種類用意されているのが普通ですが、その中でも「ナムチムタレー」というタレが辛くて美味しいです。ナムチムタレーはナムチムシーフードと言っても通用します。
ぜひナムチムタレーに浸して食べてみてください。とても美味しいので個人的にオススメです。
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