タイでの楽しみの一つに、多種多様なフルーツをリーズナブルな価格で味わえる醍醐味が挙げられるのではないでしょうか?
日本では滅多に見かけることがない果物を食べることができますが、癖の強い味のフルーツもあるので、初見のフルーツはミニマムの量で買って食べてみるのが良いかと思います。
シラチャにはフルーツ屋台がたくさんあります。そのほとんどがスーパーで買うより単価が安いです(ただし屋台は量り売りが多いです)。
量の調整が難しいものの、フルーツに関して言えばスーパーより屋台で購入した方がお得かと個人的に思います。
そんなフルーツ天国のタイですが、日本のコンビニでも売られている「1本バナナ」をタイのコンビニでも見かけるようになりました。
日本では1本販売のバナナは大手コンビニで見かけますし、私もたまに買うことがあります。
しかしフルーツ天国のタイで、まさかタイのコンビニで一本売りのバナナが販売されているとは驚きでした。
さて、シラチャのコンビで一際目を引くのが、この「1本売りバナナ」です。今回はこの個別包装されたバナナが、なぜタイで需要が高まっているのかに迫ります。
<<「1本売りバナナ」の需要の理由>>
忙しい都市生活への対応
バンコクなどの大都市では、人々の生活は非常に忙しい。忙しい人々は、手軽に持ち運びができ、さっと食べられる「1本売りバナナ」を求めていた可能性があります。
健康志向の増加
健康に対する意識が高まる中、バナナはビタミンやミネラルが豊富で低カロリーなため、健康的なスナックとして重宝されています。
観光客への配慮
タイは観光立国であり、観光客に手軽に食べられるスナックを提供するニーズがあります。これにより、外国人観光客でも安心して購入しやすい商品となっています。
便利さと環境問題
「1本売りバナナ」は便利で手軽ですが、その一方で環境への影響も考慮する必要があります。一つ一つがプラスチックで包装されていることが多いため、環境負荷が増加しています。これに対する意識も高まっており、持続可能な包装方法や代替品へのシフトが求められています(タイも最近は環境問題が大きく取り上げられているようです)。
「1本売りバナナ」は、タイにおいて手軽さと健康志向が高まる中で人気を集めています。しかし、その便利さの裏には環境への影響もあります。これからのタイの「1本売りバナナ」市場は、便利さと環境保護のバランスをどのようにとるのか、引き続き注目が集まりそうです。