タイはトロピカルフルーツの宝庫ですが、ここ数年で「日本のイチゴ 」も非常に人気を集めています。
タイ産のいちごは主にタイ北部で生産されているようですが、価格も高く美味しくないとシラチャのタイ人から聞いています。そのため、日本旅行に来るタイ人観光客には『いちご狩り』が人気あるようです。そのように訪日タイ人向けサイトにも紹介されています。
私は4月にプライベートで埼玉県秩父市にいちご狩りへ行きましたが、あまり有名ではない『秩父のいちご狩り農園』にもタイ人観光客が多かったことに驚きました。
さて、この記事ではタイでのいちごの人気の理由と、どのように楽しまれているかを探ります。
イチゴの登場:
タイでは、冷涼な気候の地域でいちごが栽培され始めています。特に、北部の高地ではいちごの生産が盛んで、国内市場に新鮮ないちごを供給しています。
さまざまな品種:
タイで栽培されているいちごには、日本や欧米と同じ品種だけでなく、タイ固有の品種もあります。これらのいちごは、それぞれ異なる風味や食感があり、様々な用途で楽しまれています。
イチゴを使ったデザート:
イチゴは、タイのカフェやレストランで多用されています。イチゴを使ったタルト、ケーキ、スムージーなど、さまざまなデザートやドリンクが提供されており、若者を中心に人気を集めています。
イチゴの健康効果:
いちごはビタミンCや抗酸化成分が豊富で、美容や健康に良いとされています。タイでは健康志向が高まる中、いちごを積極的に取り入れる人々も増えています。
日本のイチゴはプレミアムイメージ:
日本の農産物や食品は、一般にタイで「プレミアム」や「高級」なイメージを持たれています。日本産のいちごもこの傾向に従い、贈り物や特別な日のデザートとして好まれています。
日本ブランドのイチゴの人気:
「とちおとめ」や「あまおう」など、日本独自のブランドいちごもタイで知名度が上がっており、これらは特に高値で取引されることがあります。
日本食文化の人気:
タイでは、日本食が非常に人気があり、それに伴い日本産の食材にも注目が集まっています。いちごもその一部として受け入れられています。
輸入品の市場拡大:
高所得層や中産階級の拡大、また、国際的な食文化への興味が高まる中で、外国産の食材への需要が増しており、日本産いちごもその恩恵を受けています。
ただし、日本産のいちごは価格が高めであるため、普段使いとしては難しい面もあります。そのため、高級スーパーや専門店、高級レストランなどで主に取り扱われ、特別な機会に購入・消費されることが多いです。
ちなみに、シラチャのドンキホーテ(ドンドンドンキ)やマックスバリューなどでも『日本産いちご』は販売されています(価格はやはり高めです)。
日本で今話題の『白いいちご』も販売されており、有名な博多の淡雪も販売されていました。
シラチャは日本の新しいフルーツ商品も購入できるという点で便利な街だと感じます。日本のトレンドをいち早く取り入れているシラチャは、シラチャ在住の日本人には有難いですね。