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タイのKFC事情:国際フードチェーンのローカルアダプテーション

日本に住んでいるタイ人から聞いた話ですが、『タイに遊びに来る日本人の間では、タイのKFCが人気らしい』という噂があるとのことです。その話を聞いて自分のことを思い返してみたら、確かにシラチャに住んでいた頃はKFCには良く行った記憶があります。日本ではKFCに行くことは滅多にありませんが。

タイのKFCは、タイの雰囲気にあっているためか? 日本で食べるよりとても美味しく感じます。タイのKFCはローカルアダプテーションの成功例ではないでしょうか?

「ローカルアダプテーション」とは、企業やブランドが特定の地域や市場において、その地域の文化、習慣、消費者の好みやニーズに適応・調整して商品やサービスを提供する戦略のことを指します。

 

ちなみにシラチャにはロビンソンデパート(パシフィックパーク側)、セントラルデパート、トゥックコムにKFCの店舗があります。

タイのKFCの中で私が個人的に最もオススメしたいものは、『ガイウイングセープ』です

https://www.kfc.co.th/menu/a-la-carte/chicken/snack-sweet-2-wingz-zabb

 

手羽先(ไก่วิงซ์)イサーン語の美味しい(แซบ)でガイウイングセープ

 

骨付きの鶏に辛くて酸っぱい衣がとても美味しい『ガイウイングセープ』。2ピースで45バーツという価格も良心的です。

 

2ピースで45バーツ。辛くて酸っぱい味が病みつきになります。

そういえば、シラチャの市場(タラート)ではKFCのガイウイングセープを模した鶏のから揚げを売ってる店があったりします(なぜか必ず売っているという訳ではないです)。市場の店舗にもよりますが1本10バーツ程度で売っていて、味付けはそっくりコピーしています。しかし『KFC独自の衣』の部分に関しては再現度があと一歩及んでいない感じがします(それでも美味しいです)。

 

タイのKFCといえば、ケチャップとチリソースの二種類のソースをセルフサービスで使うことができます。使いたい放題のセルフサービスのソースもタイKFC人気の理由の一つかもしれません。

 

タイにおけるKFCの成功は、二種類のソース(ケチャップとスイートチリソース )や、他にも独自の戦略とメニューの多様性にあると思います。

 

広範な展開:

タイ全国に広く展開しているKFCは、バンコクだけでなく、地方の小さな街にも存在します。ショッピングモール、食品コート、空港などさまざまな場所でKFCを見ることができます。シラチャでも当然人気あります。

 

ローカライズメニュー:

タイのKFCでは、伝統的なフライドチキンに加えて、タイ料理にインスパイアされたメニューが提供されています。例えば、「スパイシーチキンライス」や「グリーンカレーチキン」など、タイ人の味覚に合わせたアイテムが人気を博しています。

 

期間限定商品:

季節やイベントに合わせて期間限定商品が登場することも、タイのKFCの特徴です。これらのメニューは、新しい食体験を求める消費者に刺激を提供し、KFCへの来店動機を高めています。

 

価格設定:

KFCは、リーズナブルな価格設定とさまざまな価格帯の商品展開により、広い層の消費者にアクセスしています。個別のアイテムからファミリーセットまで、用途や予算に合わせて選ぶことができます。

 

デリバリーサービス:

タイではデリバリーカルチャーが根付いており、KFCも積極的にデリバリーサービスを展開しています。アプリや電話で簡単に注文でき、自宅やオフィスで手軽にKFCを楽しむことができます。

 

タイにおけるKFCは、国際的なフードチェーンが地元市場に適応する素晴らしい例と言えます。ローカライズメニューやサービスの多様化により、タイの人々に深く愛され、広く普及しています。その独自のアプローチを通じて、KFCはタイのファストフードシーンにおいて確固たる地位を築いているようで、タイに旅行に来ている外国人にも人気。

 

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