タイ滞在中でも日本の本を『聴ける』 本を聴くAmazonのサービス
シラチャには、タイ産のコーヒー豆を使ったカフェがあちこちにあります。それらは日本人には濃いめ(苦め)のコーヒーが多く、基本的にエスプレッソマシーンで淹れています。薄いはずのアメリカンで飲んでも苦いコーヒーですが、たっぷりのミルクと砂糖が入ったカフェラテは、その苦さが活きて常夏のシラチャにとても合います。
さて、そんなカフェ天国のシラチャですが、インスタントコーヒーから作るタイの伝統的な?コーヒーも屋台を中心に販売されています。
それが『『オーリアン(โอเลี้ยง Oliang)』です。
【円安の今がチャンス】【DMM FX】について詳しくはこちら
オーリアンはタイの伝統的なアイスコーヒーで、「黒い氷」という意味を持つ飲み物です。その独特の味わいと爽やかな冷たさは、暑いシラチャで一日の疲れを癒やすのに最適です。オーリアンの作り方は、下記のようになります。
オーリアンの材料と作り方
主な材料:
作り方:
- コーヒー豆(インスタントコーヒーで代用する場合もあり)、タマリンド等、黒胡椒、クローブといった香辛料と一緒にローストされます。これによってオーリアン特有の芳香と味わいが生まれます。
- ローストしたコーヒーを熱水で抽出します。通常は布フィルターを使用し、手動で豆を煮出します。
- 濾したコーヒー液にコーニング砂糖を加え、甘さを調整します。砂糖はオーリアンの風味を引き立てる重要な役割を担います。
- 抽出液を冷まし、氷をたっぷりと加えたグラスに注ぎます。ここで練乳を加えると、よりクリーミーで甘いデザートドリンクになります。
現在の人気
オーリアンは古臭いイメージがある反面、タイ国内では根強い人気があるようです。タイ人の固定ファンの他、伝統的なタイ料理とともに地元の味を楽しみたい外国人観光客から支持があり、今でも大都市では至る所で販売されています。最近では、健康志向の高まりとともに、砂糖の量を控えめにしたり、天然の甘味料を使用したりするバリエーションも登場しているようです。
オーリアンを日本人にお勧めする理由
- 独特な味わい: タイのコーヒー文化を感じられるオーリアンは、日本ではなかなか味わえない独特の風味を持っています。そのスパイシーかつ甘い味わいは、新しい味の体験を求める日本人に新鮮な驚きを提供します。
- 暑い季節のリフレッシュメント: タイ訪問中の暑い日には、オーリアンのような冷たい飲み物が最適です。熱中症対策にもなり、観光の合間にリフレッシュできます。
- 文化的な体験: オーリアンを味わうことは、タイの日常生活に触れることを意味します。地元の人々と同じ飲み物を楽しむことで、より深い文化体験が可能になります。
シラチャの暑い日、タイの伝統的とも言える『オーリアン』を飲んでみてはいかがでしょうか?意外と?美味しいと思います(筆者の感想)。
Kindle Paperwhite (16GB) 6.8インチディスプレイ
余談ですが、タイには『オーワンティン(เครื่องดื่ม Ovaltine)』というココアやミロのような飲み物があります。『オーリアン』と『オーワンティン』は発音が(日本人にとっては)似ているのでご注意を。しかも同じように屋台でコールドドリンクとして売られていてます。そのため、間違えて注文されないようにスマホで写真やタイ文字を見せるのが良いかもしれません。