日本が誇る伝統文化のひとつに『盆栽』があります。アメリカやヨーロッパでBONSAIはとても人気があるようで、非常に高値で取引されているとか。
海外では『BONSAI』として特に欧米で広く知られているようですが、ついにアジア圏でも注目されつつあるようです。
この世界的な盆栽ブームは東南アジアも例外ではないようで、日本の京都の企業がシンガポールへの盆栽販売をしている記事があります。
盆栽は、元々中国から始まり、日本を経て世界中に広まった芸術的な植物の栽培法です。タイでも、この伝統的な植物の文化は非常に人気があり、多くの愛好家がいます。
- 歴史的背景: タイは古くから独自の植物文化を持っており、それが盆栽と結びつき、独自のスタイルを持つ盆栽が生まれました。
- 独自の特色: タイの盆栽は日本や中国のものとは異なる特色を持っています。タイの温暖な気候を生かし、熱帯植物を中心とした盆栽が主流となっています。
- イベントと展示: タイの都市部では、盆栽の展示会やワークショップが定期的に開催され、愛好家たちが作品を披露したり、技術を学び合ったりしています。
- 市場と販売: バンコクやチェンマイなどの大都市には盆栽を専門に取り扱う市場や店舗が存在し、観光客もその美しさに引き寄せられることが多いです。
- 伝統と現代の融合: 伝統的な盆栽技法に、現代のタイの感性やデザインが融合され、新しいスタイルの盆栽が次々と生まれています。
さて、シラチャの盆栽事情はどうなのかといえば、既に盆栽を市場(タラート)で販売していたりします。
盆栽の良し悪しを判断できる技量を筆者は持ち合わせていませんが、シラチャのタラートで販売されている盆栽は、それなりに観賞用として良くできていると感じました。
盆栽の良し悪しを見抜くことができる人には、下記画像の盆栽はどのように見えるものなのでしょうか?
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シラチャの市場(タラート)の盆栽売り場では、多くの地元のタイ人が熱心に盆栽を眺めていました。日本人でもなかなか理解できない盆栽の素晴らしさを、海外の人が熱心に見ている姿を目の当たりにすると改めて日本の文化は誇らしいものだと実感します。盆栽は日本らしさが詰まっている、日本らしさを感じるものなのかもしれないですね。
盆栽のような日本のコンテンツ商品を、タイで紹介できれば面白いことになりそうと思います。